協働のまちづくり 町主催で地域おこしの発表会を
問 協働のまちづくりについて、担当課として現在の到達点をどう評価しているか。
企画公室長 当初から職員並びに住民の皆さんのご理解をいただくということは相当時間がかかると思いますので、まだ道半ばと思います。
問 残り任期10か月で協働のまちづくりをどう定着させていくか問われている。軌道に乗せるために、「協働のまちづくり課」(仮称)を設置してはどうか。
町長 一番大事な問題ですので、課の設置を含めて考えていきたい。
問 この間、地域でのまちづくりの実践例があちこちで生まれている。例えば、「ステーション笠田の郷」「天野の里づくりの会」「丁ノ町村おこしの会」「くらり(渋田)」――。全町あげて、これら皆さん方の実践している地域おこしの意見発表会を任期中に行ってはどうか。
町長 これは極めて大事な問題です。そういう機会を是非つくっていきたいと思います。
高い水道料金の値下げを
問 平成8年度は約800万円の純利益、21年度は約7000万円の純利益で、この間約9倍の利益を上げている。また、21年度は、経常収支比率が県下トップの138%と経営は安定している。地方公営企業法第3条に「経営の基本原則」が規定されているが、その中身は。
上下水道課長 「本来の目的である公共の福祉を増進するよう運営しなければならない」と規定しています。
問 仮に100円(世帯当たり)値下げするとしたら、いくら財源がいるのか。
上下水道課長 約700万円です。
問 純利益のわずか1割の財源があれば値下げができる。値下げするつもりはないか。
町長 値下げは私の公約の一つ。検討したい。
三谷橋の拡幅、県道(山崎-寺尾間)を追い越し禁止区域に
問 今回、三谷と妙寺小学校の統合問題の中で、通学路について改築委員会で要望があった。一つは三谷橋の拡幅、もう一つは県道和歌山橋本線(山崎-寺尾間)の追い越し禁止区域への要望だ。いずれも平成25年4月開校という時間の制約がある。町としての対応は。
町長 三谷橋については従来からも要望してまいりました。県道についても追い越し禁止を要望した経緯もあり、子ども達の安全を考えて早急に対応できるよう取り組みを進めていきたい。