東日本大震災──9億円の救援募金が日本共産党へ


ひきつづき支援を──ボランティア募集

東日本大震災から半年がたちました。被災地では、被災者のみなさんの懸命な努力で復興への努力が始まっています。しかし、同時に多くの被災者は、依然として不自由な避難生活を余儀なくされ、先の見えない不安と苦しみのもとにおかれています。

日本共産党に9億円の義援金が寄せられました

日本共産党は、震災発生後、現地対策本部を設置し、全国にボランティア派遣を要請し、物心両面にわたる支援を行っています。
被災者救援のために、日本共産党が取り組んでいる「東日本大震災救援募金」は、震災・原発事故から半年間で、都道府県委員会・各地区委員会に9億円を超えて寄せられています。
9月15日現在、党中央委員会は、寄せられた救援募金の中から義援金を83自治体(3県41市31町8村)と22の農協、46の漁協、14の商工会議所、37の商工会、43の消防団に直接お渡ししています。これと併せて、救援物資の購入・輸送、救援活動資材などのボランティア活動経費を被災地に直接届けています。届けた総額は、8億9000万円になります。

日本共産党が取り組んできたこと

sinnsai2れとは別に、現地で活動する日本共産党の組織を通じて現地の要望を把握しながら、全国各地から米、野菜、果物などの食料やタオル、石けんなどの日常生活用品を届けてきました。中には、大工道具、小型船舶、フォークリフトなどもありました。
ボランティア活動では、現地の社会福祉協議会に結集して、瓦礫の撤去などを行うとともに、資格を生かした健康相談、理容・美容サービス、特技を生かしたコンサートなどをおこなっています。また、物資を届けながら被災した方々の要望を丹念に聞き取る活動を重視し、生活と生業(なりわい)の再建に向けた支援に取り組むとともに、政府や地方自治体に対し必要な対応を求めています。
紀北地区委員会でも、3次にわたるボランティア支援をおこない、15人を大船渡市と陸前高田市に派遣しています。


 

ボランティア参加者を募集します

●東日本大震災被災地支援
〔日程〕
10月9日〜14日
〔行き先〕
岩手県大船渡市
〔支援物資〕
自転車、未使用の衣料品など
〔派遣費用〕
通行費・ガソリン代等で20万円程度必要です。募金にご協力ください。
宿泊と食費(2万円程度)は自費です。

●台風12号被害地域支援
〔日程〕
毎週土・日
〔行き先〕
和歌山県日高川町

〔問い合わせ先〕
日本共産党紀北地区委員会(☎22ー7573)


 

12号台風災害復旧の予算4億円

政府が台風12号被害を激甚災害に指定──かつらぎ町では党議員が要求

台風12号による記録的豪雨は、県南部を中心に大災害を引き起こし、今も2次災害の危険に直面しています。
かつらぎ町では、台風12号のときに、自主避難を含め10世帯21人、床上、床下浸水などとともに、町道、農道、河川、農業用水路など数10か所の被害が発生しています。9月議会の最終日(16日)に台風12号に伴う災害復旧費の予算4億230万円が計上され、採択されました。審議の中で党議員団は、町当局に対し、かつらぎ町も含め台風12号による被災自治体に激甚災害指定を行うよう国に働きかけるよう強く要求しました(国は9月20日、台風12号による豪雨被害について激甚災害に指定することを閣議決定しました)。

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