東芝弘明 2011年6月議会 一般質問


学校支援ボランティアの実現を

学校支援ボランティアとは、ゲストティーチャー、授業支援、放課後学習、清掃や花作り、読みきかせ、学校図書ボランティア、学校行事の手伝い、クラブ活動支援などをおこなう学校の応援団で、住民がどんどん学校の中に入って活動するものです。

このボランティアを組織するのが地域本部です。地域本部は、各種団体などで構成され、代表や事務局がコーディネーター役を務めます。事務局を誰が担うのかが、事業成功のカギを握っています。

「笠田で地域本部を結成した場合、総合型地域スポーツクラブが事務局を担えると思われます」と発言し、総合型地域スポーツクラブに対する認識を質すと、生涯学習課長は次のように答弁しました。

「総合型地域スポーツクラブは、種目と対象を問いません。町にある総合型には、スポーツ少年団の代表者も理事に入っており、総合型を通じてスポーツ少年団に加入する子どもが生まれています。教育委員会は、社会教育計画の中で総合型地域スポーツクラブへの支援を明記しています」

和歌山県は、総合型地域スポーツクラブが、地域本部でコーディネーター役を担えると言っています。この認識を踏まえ、学校支援ボランティアについて教育長に実施を求めました。

「県や国の事業をそのまま導入すると、今までの取り組みが縮小したり、補助金がなくなるとしぼむという懸念がありました。提案を大事にしながら進めていけばいいと思います。今までの流れと新しい取り組みに学びつつ、全町的にどうしていくのかが、今後の課題だと思っています」

前向きな答弁が返ってきました。

伊都橋本地域にコミュニティFMを

観光や防災、災害対策の面でコミュニティFMが果たしている役割を紹介しつつ「コミュニティFMはしもとが開局を目指しています。協力体制をとっていただきたい」と質問しました。

山本町長は、「観光にとってもコミュニティFMは大変効果的です。災害時の活躍も承知しています。広域で相談してみたいと思います」と答弁しました。

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