東芝弘明 2011年9月議会一般質問


笠田駅と妙寺駅にパート駅員を

笠田駅には、朝6時20分からから10時10分まで駅員が配置されていますが、妙寺駅は無人駅となっています。この2つの駅に朝から夕方まで駅員を配置できないものか、という質問を行いました。

調べると簡易委託という方法でパート駅員を配置できる制度があり、紀勢線の周参見駅や印南駅が簡易委託駅になっていることが分かりました。

「笠田駅と妙寺駅に簡易委託という制度を活用して駅員を配置し、土産物の販売や観光案内などのサービスをおこなえば、観光事業を展開できます。立ち上げようとしている観光協会への委託も考えられます。実現すべきではないですか」

この問いに山本町長は、

「観光、物産販売もかねて駅の活用ができれば、一番いいと思います。実現できるよう十分検討します」と答弁しました。

国保の医療費3割負担の減免制度確立へ

国民健康保険の医療費の3割負担について、国は51年ぶりに通知を改正し、実施する市町村は、国の規定を上回る制度を作るよう求めました。

この制度ができれば、災害や失業、廃業、干ばつ、冷害、震災、風水害、火災などによって、生活保護以下の収入になり、かつ預貯金が生活保護基準の3か月以下である世帯は、入院費が減免されます。

「生活が困窮しても入院でき、医療費を払うお金がなかっても、必要な医療を受けることができます。導入を図るべきではありませんか」

こう質問すると町長は、「当然やっていく必要があると思います。話を詰めるのに時間をいただきたいと思います」と答弁しました。

原発事故への対策を

福島原発事故に関わって放射線量の測定を求めましたが、町長は「意見としてお聞きします」と答弁しました。

町には対策の方針がないので「方針を持つべき。とくに保育所や小学校の給食については独自の基準を持つべきだ」と迫りました。教育長は「取り組む」と答弁しました。

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